「給与デジタル払い」の実証実験を9月末から実施
~ 給与天引きで解禁前に疑似体験 ~

2022年4月15日より、「point+plus」は「アララ キャッシュレス」に名称変更いたしました。
※本記事は、2021年9月30日時点の内容となります。

アララ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩井 陽介、証券コード:4015、以下「アララ」)は、この度、弊社のキャッシュレスサービスを導入いただいているスーパーマーケットや小売り事業者とその従業員、および店舗周辺企業の従業員を対象に、給与の一部を電子マネーで支払う、給与天引きを活用した「給与デジタル払い」の実証実験を開始することをお知らせいたします。

■背景
現在、政府は、キャッシュレス化の促進等にともない「給与デジタル払い」の検討を進めています。しかしながら、補償や安全性が担保されていない口座に賃金を振込むことへの懸念などから、実現まで時間がかかっています。
そのような中、アララは、福利厚生の範囲内で実施できる「給与天引き」と「お店オリジナルPay」を組み合わせることで、「給与デジタル払い」を疑似的に体験できるスキームを考案しました。

 

■実証実験の概要
本実証実験では、給与天引きを活用した「給与デジタル払い」を2パターンで実施します。

・パターン1:
「お店オリジナルPay」を発行するオトキタ酒販株式会社が従業員を対象に実施。

・パターン2:
店舗周辺の企業である共光商事有限会社の従業員を対象に実施。

 

実施期間 :2021年9月30日(木)~
参画企業 :オトキタ酒販株式会社(青森県)、共光商事有限会社(青森県)
内容 :企業は、対象人員の希望に従い、給与の一部をデジタルで支払う。
デジタル払いには、オトキタ酒販が発行するオリジナルPay「セプリカ」を利用。
天引き額3万円未満3.5%、3万円以上5.5%のインセンティブを付与。
※パターン2に関しては、オトキタ酒販株式会社と共光商事有限株式会社間で個人情報の取扱いに関する契約を締結の上実施。

 

■給与天引きを活用した「給与デジタル払い」のメリット
(企業側)
・従業員満足度の向上
・店舗へのチャージを促進

 

(従業員側)
・チャージ額に応じたインセンティブの取得(店舗でのチャージ時以上のインセンティブ付与)
・チャージにかかる手間を軽減できる

 

■オトキタ酒販株式会社について(https://cepdor.jimdofree.com/
青森県八戸市に酒類専門店「セプドール アン」を3店舗展開するオトキタ酒販は、お客様の再来店促進、顧客満足度向上を目的にお店オリジナルPay「セプリカ カード」を導入し、2020年9月1日より提供を開始しています。

 

■共光商事有限会社について
青森県に本社を構える共光商事は、一般廃棄物処理業、産業廃棄物収集運搬業をおこなっています。また、産業廃棄物収集運搬車許可表示用マグネットシートの作成等もおこなっています。

 

■アララのキャッシュレスサービス「point+plus」について (https://pointplus.jp/
「point+plus」は、「お店オリジナルPay」やポイント機能、顧客データに基づくメール配信機能を付加することができる店舗向け販売促進サービスです。リアルタイムでのカード利用実績取得機能も備えているため、データにもとづいたキャンペーンの実施等、タイムリーなマーケティング活動を支援します。

 

 

生活を支えるスーパーマーケットが発行する「お店オリジナルPay」は、周辺店舗、さらには周辺地域での支払いに利用できる地域マネーとして広がる可能性を秘めています。
アララは、「お店オリジナルPay」を導入したい店舗を支援し、人々の暮らしを便利にするサービスの実現に向け取り組んでまいります。