アパレルブランドの起業方法とは?起業に必要な費用や準備も解説!
本記事では、ファッションが大好きで、自分のアパレルブランドを立ち上げて起業することを考えている方に向け、アパレル市場の動向や起業に必要な資格、起業の手順、方法、アパレルブランドの立ち上げ方について詳しくご紹介します。
また、アパレルブランドの起業を成功させるためのポイントや注意点、起業のメリットやデメリットについて解説します。
目次[非表示]
- 1.アパレル業界の動向
- 2.アパレルブランド起業に資格は必要?
- 3.アパレルブランド起業の背景
- 3.1.Instagramがきっかけで起業
- 3.2.副業として起業
- 3.3.フリマサイトでの販売から起業
- 4.アパレルブランドの立ち上げ方
- 4.1.実店舗を持つ
- 4.2.オンラインショップを立ち上げる
- 4.3.フリマへ出店する
- 4.4.クラウドファンディングで支援者を募集する
- 5.アパレルブランド起業の手順・方法
- 5.1.ブランド名の決定
- 5.2.開業届を出す
- 5.3.商品の販売スタイルを決める
- 5.4.販売する洋服をつくる
- 5.5.集客を行う
- 6.アパレルブランド起業を成功させるためのポイントと注意点
- 6.1.初期費用を抑える
- 6.2.在庫を持たない
- 6.3.ブランド独自の世界観を作る
- 6.4.SNSを活用する
- 7.アパレルブランド起業のメリット
- 8.アパレルブランド起業のデメリット
- 9.まとめ:誰でもチャレンジできるアパレルブランド起業
アパレル業界の動向
インターネット上で商品を売買するEC市場が成長を続けています。これはアパレル業界も同様であり、これまでは「服はお店に買いに行くもの」と考えられていましたが、最近では「スマホで服を買う」ことが当たり前になっています。そのような時代の流れにともない、店舗を持たずオンラインのみで商品を販売するアパレルブランドも生まれています。
アパレルブランド起業に資格は必要?
アパレルブランドを立ち上げて起業するために、特に必要となる資格はありません。そのため、アパレルブランド起業は、服が大好きな人、自分好みの服を作りたい人、自分の作った服で流行を生み出したい人など、「自分の好きなこと」を仕事にできる良い例のひとつです。
アパレルブランド起業の背景
実際にアパレルブランドを起業した人は、どのような人が多いのでしょうか。
Instagramがきっかけで起業
もともとおしゃれが大好きでInstagramに毎日のコーディネートを投稿していたら、フォロワーから服について質問を受けることが多くなり、自分のアパレルブランドを立ち上げた人もいます。
副業として起業
現代では、自分で気軽にオンラインショップをオープンできます。副業としてオンラインショップを始めたところ、ファンが少しずつ増えていき、自らのアパレルブランドを起業した人もいます。アパレルブランドを起業した人のなかには、今ではそのアパレルブランドの運営が本業になっている人もいます。
フリマサイトでの販売から起業
不要になった私物を販売するフリマサイトを利用してECのノウハウを覚えていき、やがてオンラインショップを立ち上げた例もあります。未経験でスタートしながらも、今では従業員を雇用してアパレルブランドの経営を行っている人もいます。
アパレルブランドの立ち上げ方
実際にアパレルブランドを立ち上げて起業するには、どのような方法があるのでしょうか。
ここでは具体的な方法を4つご紹介します。
実店舗を持つ
もっとも王道といえる開業方法が、実店舗を構えるスタイルです。お客様は実際に商品を手にとって選べるうえ、オーナーは店の雰囲気からアパレルブランドの世界観をお客様に伝え、ファンを作ることもできます。しかし、毎月の家賃が発生するほか、初期費用がかかることがデメリットとして挙げられます。
オンラインショップを立ち上げる
実店舗より起業のハードルを下げられるのが、オンラインショップを立ち上げる方法です。ウェブに関する知識がなくても、気軽に自身のオンラインショップを作れるサービスは数多くあります。オンラインショップを利用することで未経験でもリスクなく、オンライン販売をスタートすることができます。
フリマへ出店する
オンラインで気軽に出店できる方法に、フリマサイトへの出店もあります。フリマサイトの利用が普及していることもあり、フリマへ出店することで、自身のお店を持つ前に一定数のファンを作ることができるでしょう。
クラウドファンディングで支援者を募集する
近年、起業する人に人気な方法が、クラウドファンディングの利用です。どのような思いで、どのようなアパレルブランドを作っていきたいのかを真摯に説明できれば、起業する前から支援者やファンを増やすことができます。また同時に資金集めにもなります。
アパレルブランド起業の手順・方法
アパレルブランドを起業する際の手順と具体的な方法を見ていきましょう。
ブランド名の決定
アパレルブランドを起業するなら、ブランド名を決めることが大切です。どのようなコンセプトでどのような服を作りたいのかの構想を立て、相応しいブランド名を決めましょう。
そのとき、すでに商標登録されている名前ではないかを確認することも大事です。もし同じ名前がすでに商標登録されていた場合、それをブランド名にすることはできません。ブランド名は誰にも使われていない名前にして、商標登録を行いましょう。
開業届を出す
個人事業主としてアパレルブランドを起業するなら、管轄の税務署に「開業届」を提出しましょう。開業届を出しておくと、確定申告で税金の控除を受けられるようになります。
商品の販売スタイルを決める
実店舗を開くのか、それともオンラインショップを作るのか、店舗の形態を決めましょう。店舗の形態を決めたら、具体的にどのような方法で店を立ち上げるのかを決めていきます。
販売する洋服をつくる
そして、いよいよコンセプトに合った商品づくりです。商品のデザインを行い、工場に依頼して製造します。またデザイナーに依頼して、自分が描く服をデザインしてもらう方法もあります。
集客を行う
商品見本を取り寄せて写真を撮り、オンラインショップに掲載しましょう。同時にSNSでアパレルブランドのアカウントを開設し、SNSを活用した集客も行うといいでしょう。
アパレルブランド起業を成功させるためのポイントと注意点
アパレルブランド起業を成功させるために、次のようなことに注意しましょう。
初期費用を抑える
アパレルブランドに限らず、新しいビジネスの起業では、できるだけ初期費用を抑えることが大切です。そのためには、実店舗ではなくオンラインショップで始めるのも一つの方法です。オンラインショップの立ち上げも視野に入れながら初期費用を抑えましょう。
在庫を持たない
アパレル業界は移り変わりが激しいため、在庫を抱えることはリスクとなります。そのため、受注生産のスタイルにして、在庫を持たないようにするのもおすすめです。
ブランド独自の世界観を作る
アパレルブランドは数多く存在します。多くのアパレルブランドが存在するなかで成功するためには、ブランド独自の世界観が必要です。どのような思いでそのアパレルブランドを立ち上げたのか、どのようなアパレルブランドに成長させていきたいのかを明確にして、他ブランドと差別化していくといいでしょう。
また、独自のサービスを展開することでファンを増やしていくことも有効です。
SNSを活用する
いまやアパレルブランドのブランディングに欠かせないのが、Instagramを始めとしたSNSです。お金をかけずにできる広報活動のため、積極的にSNSを活用しましょう。
アパレルブランド起業のメリット
アパレルブランドを起業するメリットは、必要な資格がないため、誰でもすぐに始められることが挙げられます。自宅にいながらオンラインで始めることもできるため、起業のハードルは低いといえるでしょう。
アパレルブランド起業のデメリット
アパレルブランドの起業は、始めるにあたってはハードルが低いといえますが、無名の状態からスタートして集客するのは簡単なことではありません。SNSでの継続的な告知や、インターネット広告を打つなど、様々な工夫が必要になるでしょう。
また、売上が立つまでには時間がかかると考えておいた方がいいでしょう。
まとめ:誰でもチャレンジできるアパレルブランド起業
アパレルブランドの起業は、誰でもすぐに始められるといえます。また、インターネットを活用すると初期費用や運営コストは最低限に抑えられます。
しかし、デメリットや難しい点もあります。特に競合との差別化や集客に頭を悩ませる方が多くなっています。そこで効果的なのが、独自のサービスを展開することによって、アパレルブランドのファンを獲得する方法です。
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