オフラインクレジットとは|オンラインクレジットとの違いや導入方法を解説
オフラインクレジットとは、POS端末(カードリーダー)により対面で決済をおこなう決済方法です。本記事では、オフラインクレジットの概要やオンラインクレジットとの違いのほか、実際に導入する際の流れについて解説します。これから店舗事業を始める方や、オフラインクレジットの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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オフラインクレジットとは
「オフラインクレジット」という言葉を聞いたことがあっても、具体的な内容がわからない方も多いでしょう。オフラインクレジットとは、クレジットカード本体を使用して対面でおこなう決済のことです。ここでは、オフラインクレジットの概要やオンラインクレジットとの違いについて解説します。
POS端末を使って対面でおこなうクレジットカード決済
POS端末(カードリーダー)を用いておこなう、対面でのクレジットカード決済のことをオフラインクレジットといいます。小売店や飲食店などで支払いの際に使用される、差し込み型の端末をイメージすると分かりやすいでしょう。
支払いの流れとしては、端末によるクレジットカードの読み取り後、暗証番号の入力または手書きのサインをすることで決済が完了します。
決済情報が反映されるまでのタイムラグがある
オフラインクレジットでは、クレジットカード会社へ決済情報が反映されるまでにタイムラグが発生します。これは、決済後に端末からすぐに情報が送られるわけではなく、数時間〜数日間かかるためです。顧客視点では、決済情報が明細になかなか反映されなかったり、タイミングによって引き落とし日が左右されたりといった影響があります。
オンラインクレジットとの違い
オフラインクレジット決済は、店頭などでクレジットカード本体を使用するのに対し、オンラインクレジット決済は、インターネット上の決済画面からカード番号やセキュリティコードといったカード情報を登録し決済をおこないます。オンラインクレジットの場合、即時クレジットカード会社へ請求がおこなわれるため、決済情報の反映にタイムラグはありません。
一方で、オンラインクレジット決済はECサイトをはじめとしたシステムの構築が必要となるため、導入に時間がかかります。
オフラインクレジット決済の導入にかかる費用
オフラインクレジット決済を導入する際の費用が気になる方も多いのではないでしょうか。オフラインクレジット決済の導入にかかる費用は、依頼する会社によってさまざまです。
無料で導入できる場合もあれば、数万円程度の初期費用がかかるケースもあります。見積もり時の相談内容や交渉によって多少上下する場合もありますが、基本的には端末にかかる費用によって価格が左右されると考えて問題ないでしょう。
オフラインクレジットの導入方法
ここからは、オフラインクレジットを導入する流れについて説明します。使用する決済代行会社によって詳細が異なる場合もありますが、主な導入の流れは以下の通りです。
- 問い合わせ・審査
- 費用の支払い
- 端末の設置
1. 問い合わせ・審査
検討中の決済代行会社に問い合わせて、見積もりや条件などが合致した場合に申し込みます。必要書類を提出した後に加盟店審査がおこなわれるため、スケジュールにはできるだけ余裕をもたせておきましょう。
2. 費用の支払い
無事審査に通ったら、端末料金の設置にかかる初期費用を支払います。入金が確認された後、使用端末が発送されます。
3. 端末の設置
端末が届いたら、販売店舗に設置します。最近では持ち運びが可能なポータブル型の端末も登場していますが、動かせないタイプの端末の場合は導線を考慮して設置場所を決めるのがポイントです。操作方法や注意事項などを確認してから、利用するようにしましょう。
既存顧客の維持に貢献する店舗専用プリペイドカード「Value Card」
キャッシュレス決済が進む中、決済が行われてから入金されるまでにタイムラグが生じること、また決済手数料の面からクレジットカード決済サービスの導入に踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バリューデザインが提供する「Value Card」は、その店舗でのみ利用できるプリペイド式の電子マネーです。店舗は事前に現金を前受金として受け取ることができるため、将来の売上を確保でき、キャッシュフローの改善が期待できます。また、クレジットカードなどの汎用決済に比べて手数料率が低いため、手数料コストをおさえられるのもポイントです。
オフラインクレジットを適切に導入しよう
オフラインクレジットの概要や導入時の流れを解説しました。本記事を参考に、オフラインクレジットとオンラインクレジット、どちらが自分の店舗にあっているかを確かめてから導入を検討してみてください。