キャッシュレス決済の特徴とは?メリットとデメリットも解説
事業者の方の中には、キャッシュレス決済を導入するべきか悩まれている方も多いのではないでしょうか。本記事では、キャッシュレス決済の種類や特徴、店舗にキャッシュレス決済を導入するメリットやデメリットについて紹介します。キャッシュレス決済への理解が深まり、事業の拡大に役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
目次[非表示]
- 1.キャッシュレス決済とは
- 2.キャッシュレス決済は4種類
- 2.1.スマートフォン・QRコード決済
- 2.2.クレジットカード決済
- 2.3.デビットカード決済
- 2.4.電子マネー決済
- 3.キャッシュレス決済のメリット
- 3.1.会計時間が短縮できる
- 3.2.キャッシュレス決済中心の顧客に対応できる
- 4.キャッシュレス決済のデメリット
- 4.1.決済手数料が発生する
- 5.キャッシュレス決済の導入方法
- 5.1.直接契約
- 5.2.直接契約のメリットとデメリット
- 5.3.決済代行会社契約
- 5.4.決済代行会社のメリットとデメリット
- 6.キャッシュフローを安定させるキャッシュレス決済手段『独自Pay』
- 7.キャッシュレス決済を導入して売り上げをアップさせよう
キャッシュレス決済とは
キャッシュレス決済とは、紙幣や小銭などの現金を使用せずにお金を払うことです。キャッシュレス決済手段には様々な手段があります。
キャッシュレス決済は4種類
キャッシュレス決済には以下の4種類があります。
スマートフォン・QRコード決済
- クレジットカード決済
- デビットカード決済
- 電子マネー決済
それぞれについて解説していくので、ひとつずつ見ていきましょう。
スマートフォン・QRコード決済
「スマートフォン・QRコード決済」は、スマートフォンに専用アプリをインストールし、クレジットカードや銀行口座を紐づけして支払う方法です。顧客がスマートフォンのアプリ画面に表示されるQRコードやバーコードを提示して店舗などの事業者が読み取る、もしくは事業者側がQRコードを顧客へ提示し、顧客が読み取ることで支払いができます。アプリや支払い方法によって前払い・後払いがあり、読み取り機器にタッチするだけで清算可能です。
クレジットカード決済
「クレジットカード決済」は、クレジットカードを利用して商品やサービスを受け取った後、後払い式で決済がおこなわれる支払い方法のことです。クレジットカードは、作成にあたり与信審査があり、審査が通るとカードを利用できるようになります。
デビットカード決済
「デビットカード決済」は、デビットカードを利用して商品やサービスを受け取った時点で、即時に決済がおこなわれます。銀行口座から即時に料金が引き落とされる仕組みが特徴で、カード作成時の審査は不要です。
電子マネー決済
「電子マネー決済」は、プリペイドカードやスマートフォンに事前に金額をチャージして、商品やサービスの購入時にチャージ額から支払う、前払い式の支払い方法です。電子マネーは、事前に現金やクレジットカードでプリペイドカードやスマートフォンにチャージすることで支払いができるようになります。
キャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス決済における以下の2つのメリットについて解説します。
- 会計がスムーズ
- キャッシュレス決済中心の顧客に対応できる
会計時間が短縮できる
キャッシュレス決済は会計に必要な時間が短縮されるため、顧客の回転率の上昇が期待できます。専用カードリーダーにカードやスマートフォンをかざすだけで支払い可能なため、数秒での決済が可能です。
キャッシュレス決済中心の顧客に対応できる
2つ目はキャッシュレス決済を導入することで、新たな顧客の獲得が期待できるという点です。キャッシュレス化が進む中、現金を持ち歩かない人が増えています。そのため、店舗にキャッシュレス決済サービスを導入することでキャッシュレス決済を希望する顧客にとっては来店のきっかけにもなり、売り上げ向上につながります。会計時間を短縮したいのは店舗だけではなく、会計の列に並ぶ顧客も同様です。決済が簡略化できれば店舗のリピート率にも好影響を与えるでしょう。
キャッシュレス決済のデメリット
キャッシュレス決済導入の際のデメリットについて解説していきます。
決済手数料が発生する
キャッシュレス決済のデメリットは決済手数料が発生する点です。発行元に対して請求する際に約3%ほどの手数料がかかります。手数料の割合は発行元によって違いがあるため、店舗を利用する顧客のニーズを考慮しながら手数料を比較して選びましょう。
キャッシュレス決済の導入方法
キャッシュレス決済には以下の2つの導入方法があります。
- 直接契約
- 決済代行会社契約
それぞれについて解説していくので、見ていきましょう。
直接契約
直接契約の場合、VISAやJCBのような国際ブランドの加盟店獲得業務をおこなう「アクワイアラ(加盟店契約会社)」と契約を結びます。さらに電子マネーやQRコード決済の会社との契約も必要です。
直接契約のメリットとデメリット
直接契約のメリットは仲介を挟まないため、一般的に手数料が安くなることがメリットです。
対して直接契約のデメリットは、アクワイアラ各社で入金サイクルが異なる点にあります。管理や集計に手間がかかる上に、システムアップデートやメンテナンスを自社で対応しなければなりません。手数料は減りますが、人的コストが増加してしまいます。
決済代行会社契約
直接契約を選ばない場合、決済代行会社との契約になります。
決済代行会社のメリットとデメリット
決済代行会社契約の場合、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、複数のキャッシュレスサービス会社への審査を一括して決済代行会社が対応してくれます。さらに管理・経理作業など人的なコストが抑えられ、システムアップデートやメンテナンスを決済代行会社が対応してくれる点にメリットがあります。
決済代行会社契約のデメリットは、「決済手数料」が発生するところです。各決済代行会社によって手数料の金額が違うため、手数料率を比較して決済代行会社を選択するようにしましょう。
キャッシュフローを安定させるキャッシュレス決済手段『独自Pay』
バリューデザインが提供する『独自Pay』は、そのお店でのみ使えるハウス電子マネー型を利用するタイプのキャッシュレス決済導入サービスです。
顧客が商品を購入する前にカードやスマートフォンの専用アプリへ現金をチャージするプリペイド式のサービスであるため、店舗は事前に現金を受け取ることができ、キャッシュフローの改善が期待できます。
キャッシュレス決済が進む中、決済がおこなわれてから入金されるまでのラグによって資金繰りが難しくなってしまっている店舗におすすめです。
キャッシュレス決済を導入して売り上げをアップさせよう
キャッシュレス決済が広がり、現金をあまり使用しない人も増えてきました。決済方法を増やすことによって店舗の利便性が高まり、購入機会を創出することが可能です。まだキャッシュレス決済を導入していない事業者の方は、この記事を参考に導入を検討してみてください。