Web集客の戦略アイデア10選|集客力アップのコツも紹介
Web集客の重要性を感じていても、具体的に何からはじめたら良いか分からない方もいるかもしれません。本記事では、Web集客の代表的な戦略やアイデアをピックアップして紹介します。集客力アップのコツも紹介するので、参考にしてみてください。
目次[非表示]
- 1.Web集客とは
- 2.Web集客の主な戦略アイデア10選
- 2.1.1. SNSの活用
- 2.2.2. SEO
- 2.3.3. Web広告
- 2.4.4. LP(ランディングページ)の活用
- 2.5.5. 動画コンテンツの配信
- 2.6.6. Webメディアへの出稿
- 2.7.7. メルマガ
- 2.8.8. キュレーションサイトにおける口コミの活用
- 2.9.9. オンラインのイベントやウェビナーの開催
- 2.10.10. マップ検索エンジン最適化(MEO)
- 3.Web集客を成功させるポイント
- 3.1.複数の施策を打つ
- 3.2.PDCAサイクルを回す
- 3.3.コンサルや専門家からアドバイスをもらう
- 4.Webで集客した後はリピーターへ向けた取り組みが大切!再来店を促す独自ペイ発行サービス「Value Card」【PR】
- 5.Web集客で売上アップを目指そう
Web集客とは
Web集客とは、インターネットを活用したオンラインでの集客のことです。具体的にはSNSやブログ、自社サイト、動画プラットフォーム、Googleマップなどさまざまな手段があります。
アナログによる集客よりも幅広い顧客に対してアプローチできるほか、話題になれば拡散されやすい特徴があります。スマートフォンの普及が進む中、Web集客は欠かせない集客方法となりつつあります。
Web集客の主な戦略アイデア10選
ここからは、Web集客の代表的な手法を紹介します。幅広い層に向けて集客をおこないたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. SNSの活用
Web集客において、まず押さえておきたいのがSNSの活用です。特に若い世代は日常の中でSNSから情報収集することが多いため、情報発信はもちろんのこと、ユーザーを巻き込んだ参加型のキャンペーンやイベントなどを開催する企業もあります。
SNSの具体例としてはFacebookやInstagram、X(旧Twitter)などがありますが、年代ごとに好まれるSNSや普及率が異なるため、ターゲット層や自社サービスの雰囲気に合うSNSを選ぶのもポイントです。
【X(旧Twitter)の事例】アイコンジャックが話題となった『ファミリーマート』
X(旧Twitter)は、若年層からミドル世代、主婦まで、幅広い層が利用しているSNSです。
ファミリーマートが2023年8月に開催した「だいたい40%増量作戦 QUOカードが当たるキャンペーン」では、事前に参加したユーザーのアイコンが自動的に変更される「アイコンジャック」が話題となりました(※)。
“アイコンが「ファミチキ」に乗っ取られる”という斬新なキャンペーンとして、幅広い層に拡散された事例です。
※参照:https://twitter.com/famima_now/status/1688569583547060224
【Instagramの事例】平塚市がユーザーを巻き込んでコンテストを開催
Instagramは写真を投稿できるため、ビジュアルで訴求したい場合に効果的なSNSです。
平塚市が開催した地域プロモーション施策では、平塚の景色や思い出の写真にハッシュタグ「#hiratsukagood」をつけてInstagramに投稿することで応募できるキャンペーンが注目され、多くの応募が集まりました(※)。
※参照:https://pickles.tv/works/hiratsukagood/
2. SEO
「SEO」とは、検索エンジンに対して最適なサイト構造やコンテンツを作ることにより、Webユーザーの流入を増やす施策です。
具体的には、公式HPやブログなどの自社が運営するオウンドメディアにおいて、検索ユーザーが求める有益な情報発信をおこなうことでWeb検索結果の上位表示を目指します。
自社メディアで集客ができるようになれば、広告費を使わずに継続的な集客が見込めるようになるでしょう。
3. Web広告
GoogleやYahoo!などに広告費を支払うことで、Web上に広告を打つ方法もあります。
より効果的に集客を狙いたい場合は、ユーザーが検索するキーワードに応じて自動で表示される「リスティング広告」の活用がおすすめです。「上野 ディナー」「転職サイト おすすめ」といったように、指定されたキーワードの検索結果に表示されるため、課題を抱えている層や、サービスに興味をもってくれやすい層に向けて広告を打てます。また、予算に応じて低価格から始められるところもメリットです。
実店舗をメインに集客したい場合は、指定キーワードにエリアを入れることで近隣エリアのユーザーに表示できます。
4. LP(ランディングページ)の活用
Web集客におけるLP(ランディングページ)とは、自社サービスへの申し込みや商品購入など、売り上げに直結するコンバージョン(成果)を目的としたWebページのことです。高価格帯の商品や、美容系の定額制購入品などのLPをイメージすると分かりやすいでしょう。
ブログやコンテンツサイトと違って情報が1ページ程度にまとめられているケースが多く、テキストや画像を用いて商品やサービスをPRします。魅力やアピールの記載はもちろんのこと、顧客満足度や口コミ、返金・キャンセル規定など、ユーザーが購入時に気になるポイントを一つずつ記載していくこともポイントです。
ただし、LP単体では検索上位に表示させることが難しいため、リスティング広告などほかの手法と組み合わせて実施することが望ましいです。
5. 動画コンテンツの配信
YouTubeやTikTokをはじめ、動画プラットフォームで公式チャンネルを開設する企業も増加傾向にあるとされています。特にショート動画は若者に好まれやすく、一度注目を浴びてアクセス数が増えると大勢の人々に認知してもらえる可能性が高まる集客方法です。
動画投稿にはそれなりの手間と時間がかかりますが、中にはスキマ時間を活用して配信している企業や担当者もいます。動画コンテンツが普及してきたことで、外注する場合も以前と比べて低価格で発注しやすくなっています。
6. Webメディアへの出稿
自社メディアの運用が難しい場合や、効果が出ていない場合などは、費用をかけて他社のWebメディアに掲載してもらう方法もあります。プレスリリースなどをイメージすると分かりやすいでしょう。
すでに影響力のあるメディアのバナーや記事に自社のPRを掲載してもらうことで、認知度の拡大が期待できます。集客を成功させるには、ターゲット層に合ったメディアを選ぶことがポイントです。
一般的には広告費用を支払って掲載するケースが多いですが、有益情報の寄稿やタイアップ企画など、交渉次第では無償で掲載してもらえる場合もあります。
7. メルマガ
会員登録システムがある場合、メルマガの配信も効果的です。既存顧客や会員顧客に向けて訴求できるため、リピーターやロイヤルカスタマー化に適した集客方法であるといえます。
SNSと比較して長文のテキストを配信できるため、商品の細かい仕様や魅力をアピールすることも可能です。一方で、配信頻度が高いとイメージダウンにつながってしまうケースもあるため、開封率や反応率を踏まえて適切な頻度で配信するようにしましょう。
8. キュレーションサイトにおける口コミの活用
キュレーションサイトとは「まとめサイト」とも呼ばれ、特定のテーマの情報を整理したサイトのことです。ひとつのサイトに該当テーマの膨大な情報がまとまっているため、効率よく情報収集したいユーザーに好まれます。
■キュレーションサイトの一例
- グルメ系…「食べログ」
- お出かけ系…「aumo」
- 旅行系…「一休」
- 製品情報系「価格ドットコム」
キュレーションサイトには口コミ機能が設けられていることが多く、他者の評価を見てサービスの購入を検討するユーザーも少なくありません。口コミ対策をおこなうことで、サービスの申し込みや商品の購入数を増やせる可能性があります。
9. オンラインのイベントやウェビナーの開催
オンラインのイベントとしてウェビナー(オンラインセミナー)を開催し、参加者に対してマーケティングをおこなう方法もあります。参加費は無料とするケースが多いですが、専門家やプロの講師を招く場合などは有料セミナーとしても良いでしょう。
自社商品やサービスに関連する知識やノウハウを発信することで、その分野で課題を抱えている層や、興味をもっている見込み顧客を集客できます。
10. マップ検索エンジン最適化(MEO)
マップ検索エンジン最適化(MEO)とは、主にGoogleマップの検索順位を上げるための施策のことです。実店舗をもつ飲食店や不動産会社など、特定のエリアに根ざして営業活動をおこなう場合に効果的な方法です。
具体的には、Googleビジネスプロフィールに登録して、ユーザーに訪れてもらうための情報を充実させたり、高評価の口コミを増やしたりといった施策を打ちましょう。
■Googleビジネスプロフィールの登録方法
- Googleビジネスプロフィール公式ページからビジネスを新規追加
- ビジネス名を入力
- カテゴリを指定
- 住所・所在地の登録
- 連絡先(電話番号)とウェブサイトの登録
- オーナー確認(確認コードによる認証)
Web集客を成功させるポイント
ここからは、Web集客を成功させるポイントを紹介します。Web集客で意識したいポイントは以下の3つです。
- 複数の施策を打つ
- PDCAサイクルを回す
- コンサルや専門家からアドバイスをもらう
複数の施策を打つ
Web集客には先に紹介した通りさまざまな方法がありますが、どれか一つに絞る必要はありません。力を入れるべき媒体の優先順位を決めつつ、ときには同じ内容のコンテンツを複数の媒体で転用するのも効果的です。
ただし、媒体ごとに好まれるフォーマットやユーザーの年齢層が異なるため、各媒体に合わせて見せ方を工夫するのがポイントです。数をこなしていく中で、文言やデザインはある程度テンプレート化させることができるでしょう。
PDCAサイクルを回す
Web集客を運用する上で、PDCAサイクルを回すことは重要です。一見効果があるように見える施策でも、実は売り上げにはあまりつながっていないといったケースも考えられます。効果の見込めない施策を継続するのは望ましくないため、施策ごとに目標を設定して必ず振り返りをおこない、次回の改善やアップデートにつなげましょう。
コンサルや専門家からアドバイスをもらう
集客が上手くいかない場合は、コンサルや専門家からアドバイスをもらうのも一つです。
また、中には会員システムや決済ツールの提供時に集客の観点からアドバイスをおこなっているサービスもあるので、「労力の割に成果が出ていない」という場合は検討してみてもよいかもしれません。
Webで集客した後はリピーターへ向けた取り組みが大切!再来店を促す独自ペイ発行サービス「Value Card」【PR】
Webでの集客で顧客を獲得できた後は、再び来店してもらう・定着させるための取り組みが必要です。
バリューデザインが提供する独自Pay発行サービス「Value Card」は、独自のキャンペーンや会員ランク制度などで、一度集客した顧客をロイヤルカスタマー化を支援します。もちろんスピーディーな会計で業務負担の軽減にもつながります。
また、顧客が商品を購入する前にカードに現金をチャージするプリペイド型のサービスであるため、チャージされた時点で前受け金を受け取れることになります。
クレジットカードの利用が多く、売上の受領タイミングに日数を要している事業者の方は、ぜひ一度ご相談ください。
Web集客で売上アップを目指そう
Web集客の代表的なアイデアや集客を成功させるポイントについて紹介しました。Web集客といっても種類はたくさんあり、それぞれ特徴やメリットも異なります。自社やサービスに合ったWeb集客方法を実践して、売上アップを目指しましょう。